JAZZ
チャーリー・へイデン(b)、ドン・チェリー(tp)、エド・ブラックウェル(ds)
◎
かなり前に発売されていたものだと思いますが、初めて聴いたので。
演奏も録音もgood!ライブ録音故、多彩な音色と、空間に放たれる音のなんという自然さ!
無理やり迫力を出そうとする音ではない。奏者のノリそのままの抑揚感。高域がきれいに抜けているのは倍音が豊富なせいで、勿論低域も中域も抜けている。音量をいくら上げてもまとわり付くような嫌な音にならない。この音はアナログを超えている? どうしてスタジオ録音ではこのような音に録れないのだろ?・・・・・・・ 会場と今聴いているこの部屋の空気がつながる!
ただ・・・・、いつもそうだが、私はチャーリー・へイデンのアドリブ・ラインに不満を感じる・・・・・・・・。
VERVE POCJ-1232
◎
フェレンツ・シュネートベルガ-(g)
パオロ・ヴィナッチア(ds)
「ノマド」 ミューザック/enja
MZCE-1072
素晴らしい演奏!ジプシーの血を引くギタリスト。しかしそこから出て完全に彼の音楽世界。しかしながら、そのギターの音色には決して甘くない哀愁?が漂っている。彼の目指すものを十分に理解しながら丁々発止の刺激的でありながらも非常にセンスの良いタイトなインタープレイを繰り広げるドラムとベース。あー自分でもJAZZならこんな演奏がしてみたいと思わせる。溜息ものである。
(2005/10)

CLASSICS
久しぶりに聴く深々と思索に満ちたピアノの名演!
生前のミケランジェリーのコンサートで、顔を真っ赤にしながら聴き入るポリーニの姿が度々見受けられたと言われるが、此処での演奏は本当に素晴らしい。感動に感謝!やはり年齢か?
正直に言えば、これまでポリーニの何枚かのディスクで感激したことがなく、何時の間にか彼の新譜を素通りしていた。
しかし今後は最も関心をそそられそう。音楽はゆっくりと?進み、一音一音が深く残る。しかしアナログレコードのような彼のタッチが聴き取れる訳ではない。
ショパン夜想曲全集 UCCG9647〜8
◎
マウリツィオ・ポリーニ (Pf)

JAZZ
◎
David S・Ware (Sax) 「 Live In the World」 3枚組
David S・Ware(Sax) Matthew Sipp(Piano) William Parker(b)
Susie Ibarra(ds/CDT)Hamid Drake(ds/CDU)
Guillermo E・Brown(ds/CDV)
2005年、今年のJAZZ・BestTはこれで決まりか?昨年と同じレーベル。
ヘビー級のパンチ!ジャブからストレート、ボディー、とどめのアッパー !倒れる寸前に更にストレート一発!しかも3連戦!精神的にも体力的にも聴き手にエネルギーなくしては奏者に対峙できない。静も動も柔もタイトだからこそ初めて生まれる瞬間と状況、そういうJAZZこそ聴きたい。はずれなしの3枚組。

レーベル 「Thrsty Ear」 the blue series

JAZZ
◎
LARS DANIELSSON(b) 「Libera Me」 レーベル「ACT」 YAD41015-03
JON CRISTENSEN(ds) NILS PETTER MOLUAER(Tp)
DAVE LIEBMAN(ss) CARSTENDAHL(p)
CAECILIE NORBY(Vo) W/ストリングス・オーケストラ
美し過ぎるほど素晴らしいアルバムである。表面的には映画音楽のように聴こえるかもしれない。しかしモダンからフリーまでこなす彼等のこと、決してメロディーに流されることはない。殆ど一曲の為に集まった盟友達の研ぎ澄まされたシンプルなアドリブ。それを包み込む芸術的ともいえるラーシュ・ダニエルソンのベースワーク。彼は或るインタビューで、どうして本場アメリカに行かないのか、という質問に、この地が好きだから、と答えたという。そう、彼の地、空気の中でしか生まれない演奏だと思う。
クラシック
◎


クラシック
ラテンギター作品集 2ch&4.0chマルチ
◎
高音質録音で有名な「PROPRIUS」レーベルの作品。
高域でデジタル故のきつさがあるが、それを差し引いても、
まるで目の前で弾いている様。ハイブリッド盤で試聴はCD。
演奏はもう一歩だが、名曲集ではあるし、あまりにリアルな音で
つい引き込まれてしまう。
Gソロであるが、全ての録音に対して、シンプルをモットーとしているとのこと。
ジャズファンにも、見覚えのある作品が。それにはLPもある。

JAZZ
◎
ECM・UCCE−1078
もう完璧!2006年JAZZベストワンはこれに決まりそう。30数年JAZZを聴いてきて奇跡の一枚!
ページ「T」と同メンバーで、更なる高みに。
全体的に静かだが、それぞれの音が妖しくうごめき、ゾクゾクする瞬間の連続。
できるだけ広い、天井の高い部屋で、あるいはJAZZ喫茶で、しかも最高に良質の音で、大きめの音量で聴かれれば、ジャケット写真の風景の中で、真に粋な4人の男の、JAZZの語法で語る、音楽に対する強靭な意志、美的センス、内に秘めた情熱、昂揚が聴ける。しかもしっとりと濡れている。一部のJAZZファンが嫌う?ECMの美しい録音が更に印象深いものにしている。
霧のように漂うアドリブの応酬。、BGM的に聴く、ジャズらしいアドリブなどという陳腐な言葉では聴き誤る。
好きな曲、演奏が一曲あれば、ではなく、丸ごと一枚が途切れることのない最高の一曲!
感動作品・・・V