最近の感動作品・・・・U

Classic
リストのロ短調ソナタを好きだ、という人は少ない
と思いますし、この曲の最高のディスクという訳で
もありません。マリア・グリンベルグの演奏の方が
私は好きですが、しかし・・・・・・・
ジャケット写真の通り、何とも言えない気品ある音!
(グリンベルクは録音が少々悪いせいもありますが)
65年のアナログマスターからの初CD化。
ラ・カンパネッラ以外、所謂甘く美しいメロディーの
曲がある訳ではないが、時折現れる甘さに流れ
ない豊かな情感、、フレーズからフレーズへの呼吸
一度聴けば忘れられない美しい音色、馥郁たる
気品の高さ、心に響く深い味わいの演奏。
女性とは思えないピアノの鳴りも快感。
オーディオ的にも、 デジタル録音の作為的な美し
さや強弱のみの音ではなく、多彩な音色でピアニ
ッシモまで抜けの良い音がしており、その美しい
ピアニッシモの音は、女史の人柄に触れれる様。
¥1260、超お買い得!

Free Jazz
平成16年すでに12月、本年購入の私的Jazzディスクベストワンはこれに決まり!ジャケットはワーストワン!
70分弱。圧倒的な音の洪水、しかし不要な音は無い。時に現れる美しい静けさ。聴き終えた後の何とも言えない疲労感と開放感。そして何か寂寥感のようなものも感じてしまうが、真摯な演奏に触れてエネルギーが沸くのも事実。
Han・Benninkの圧倒的なドラミング、Willam・Parkerのタイトで唸る重いベース、Evan・Parkerの激しくも美しい咆哮。他のメンバーも同様に凄い。
このライブに居合わせた人はなんと幸せな人達だろう。
虚心坦懐、原寸大の音量で浴びる様に聴きたい。
癒し?のJazzが溢れるなかで、Jazzの、否、音楽の持つ何かが聴こえる。祈るように終わるラストに、彼の地で毎日のように大切な人を失っている弱き人達の叫びが聴こえると言えば大袈裟か?
真摯なエネルギーに脱帽!音質もGood!
(レーベル・Thirsty Ear・Blue series)